高校生で『この人の弟子になる!』と心に決め、19歳で三代目 古今亭志ん朝に入門。二ツ目時代からその実力は折り紙つきで、師匠の前名である古今亭朝太を名乗る。
1982(昭和57)年から、NHKテレビ『おかあさんといっしょ』に17年間にわたってレギュラー出演。同番組で『志ん輔ショー』(当初は「朝太ショー」)のコーナーを担当。キャラクターとのテンポの良い掛け合いが好評で、子どもから大人まで幅広い層から人気を集める。
現在は志ん朝門下の代表選手として、都内定席の高座を務める他、『気軽に志ん輔』『志ん輔の会』などの自主興行に加え、1999年(平成11)年より、シェイクスピア作品を土台としたシェイクスピア落語に取り組む。古典落語の手法を取りながら、演劇的要素も加えた創作落語は高い評価を得ている。