たきがわ りしょう

瀧川 鯉昇 たきがわ りしょう

  • 1953(昭和28)年 静岡県生まれ
  • 1975(昭和50)年 八代目 春風亭小柳枝に入門 柳若となる
  • 1977(昭和52)年 春風亭柳昇門下となる
  • 1980(昭和55)年 二ツ目昇進 春風亭愛嬌となる
  • 1990(平成02)年 真打昇進 春風亭鯉昇となる
  • 1996(平成08)年 文化庁芸術祭 優秀賞受賞
  • 2005(平成17)年 春風亭鯉昇改め 瀧川鯉昇と改名
  • 2008(平成20)年 浜松市やらまいか大使となる

ゆったりとした独自のテンポの語り口と、憎めない風貌で客席を沸かせる古典落語の実力派。爆笑を誘うマクラにはじまり、「味噌蔵」「船徳」「宿屋の富」「茶の湯」「うなぎ屋」など滑稽噺を得意とする。
『はじめて聞く人にも分かりやすい落語』をモットーに、演目中に出てくる言葉を現代風に置き換えるなど細かな部分を自在にアレンジ。マクラからサゲまで言葉のくすぐりを綿密に選び、最後まで飽きさせない構成は見事である。

最近ではおなじみの演目「時そば」を爆笑噺に仕立て上げ、ビギナーを笑わせるだけでなく、落語通までも唸らせる。古典におかしみと陽気な新風を吹かせる腕は、まさに職人芸だ。
飄々とした雰囲気とにこやかな顔で喋る姿から“脱力系”と紹介されることが多く、60代に入ってからもますます進境著しい噺家だ。

定席に加え、桂塩鯛との『東西お魚ふたり会』や柳亭市馬との二人会など意欲的に行いながら、着々とファンを増やしている。